11月3日は、結婚式に二人で出席。
その後に遊べるかも。

あたしが、勘違いしてることに気づかずに、
一人、まいまいしていたらしい。

まぁいいかという、あなたの余裕が伺える。
あたしは、いつも一人で思い込んで、
ばたばたしている。

あなたの余裕が、
少し不安。少しありがたい。

今日も台風
仕事は2:00終了

何も打ち合わせナシで、先頭を走る。
まだ、少し遠慮しながらの恋である。

ふと、不安になって、電話する。
「走り出したけど、いいの？」
「いんじゃない。」
「うん」

よかった。
昨日の今日で、不安だったの。

「11月3日　結婚式のスピーチ頼まれた」
「え〜」
「やめたけど」

やめたっていったのに、11月3日には一緒にいられると、
思っていたから、え〜って言ってしまった。
しつこいかなって思ったけど、話題をかえられなかった。

ちょっと気まずかった。
「お昼食べてくる」
「おう、食うてこい」

ヤキモチじゃなく、独占欲かな。
独占なんて無理なのに、単なるわがままなのに。

「何時になったら遊べるんだからって思いたかっただけ。
　うっとうしかったね。ごめん。」
メールを送る。

このメールですらうっとうしいだろうなと思う。
でも、送らずにはいられない。

今日は、私のほうから話し掛けないでおこう。
黙って、帰っちゃっても、自業自得ってもんだと思ってすごす。

夕方、残って作業の続きをしてると、
何も言わず、私の前に座り、作業を手伝ってくれた。

水を替える。
手を洗う。
話をする。
いっしょにする、ひとつひとつの事がうれしかった。

こんなにそばにいてくれるのに、
わがままだったね。

毎週日曜日の朝のメール。

今日の予定が書いてある。

土日は、家族サービスしてるね。

月曜日をキリンのように、

楽しみにしている。

セミナー中に携帯が動く。
そわそわする。
あなたかもしれないと携帯を手にする。
もう、気がそれて、感じ出している。

現在の状態
　1　magician　魔術師　（正位置）
今二人の関係は始まったばかりです。あるいは、今までとは違う付き合いをしたいとお互い思い始めているようです。

相手の気持ち
　2　high_prietess　女教皇　（逆位置）
今彼は自分の気持ちをはっきりさせようとしていません。自分の気持ちそのものが曖昧な状態のようです。

未来
　3　empress　女帝　（正位置）
二人の状態はとても満ち足りたものになっていきそうです。一緒にいる時間はお互いにとてもくつろげて、
二人きりの時間が大切に思えてきます。相手の気持ちに対しても、十分に安心感をもてるでしょう。

昨日と比べると、だいぶ落ち着いてる感じ。

今日も、いいお天気。
車で手を振るあなたを発見。

ほぼ一日一緒に仕事。

隣に座って、帳面を記入。
着メロを順番に聴きながら。

夕方、当方仕事終了！
あなたに電話する。

休憩用のジュースを買って顔を見に行く。

何気なく、話して1時間過ごす。
やんちゃな2週間を振り返りつつ二人で笑う。

日が落ちて、星が出る。

キスくらいして欲しかった。
抱きしめて欲しかった。
けど、あなたはそんなそぶりも見せない。

目標は「どろどろの恋愛でなく、明るい不倫」という。

まあ、そうね。
長続きの秘訣かもね。

11月3日まで、我慢。あと2ヶ月。

あなたは
「今日は涼しいところでお仕事(^^ゞ」と、
上機嫌。

振り向くと、日陰で作業をしている。
そうだね。
毎日、かんかん照りの日差しの中で仕事してるもんね。

現在の状態
　13　death　死神　（正位置）
二人の状態は、大きな変化を迎えようとしています。今までの関係は終わりを迎えてしまうかもしれません。

相手の気持ち
　12　hanged_man　吊られた男　（逆位置）
彼の気持ちは行き詰まっています。自分の中のこうしたいというこだわりに縛られてしまっているのです。

未来
　7　chariot　戦車　（正位置）
二人の行方はいよいよ前進し始めるでしょう。どういう付き合いをしたいのかというはっきりした目標が定まり、その為にあなたは行動を起こすことかできます。このカードには決めたことに突き進む強さがあります。

現在の状態
20　judgement　審判　（逆位置）
二人の関係に問題があったとしても、それは今後も続いていくでしょう。今は答えが出るときではありません。

相手の気持ち
　17　star　星　（逆位置）
彼は現実不可能なことに夢を抱きつづけているようです。あるいは逆に無駄なことはしたくないと思っているかもしれません。

未来
　2　high_prietess　女教皇　（逆位置）
二人はまるで違う方向を向いているようです。自分の欲求ばかりを通そうとすると、対立は余計に深まるでしょう。嫌なものは嫌だという考え方をしている限り、二人の溝は埋まらないのです。

あなたに思いを伝えて、1ヶ月がたった。

そのことをわざわざ話すことはなかった。
たぶん、あなたも、1ヶ月たったなくらいのことは思ってる。

きっとこれからもこんなふうに、毎日暮らしていくんだろうと思う。
それはそれで、しあわせ。

出かけようとしたら、
大きな車が邪魔で、多分出られないことに気づいた。

う〜ん。動かさなくちゃいけないなぁ。
そう思っていたら、あなたが動かしに走ってくれた。

う〜ん。うれし(^^ゞ
ごきげんで出発！

仲間を一人、送っていった。
思いがけずあなたもここにいる様子。
でも、出かけている最中だった。

ま、そんなこともあるでしょうと、
携帯で先輩に送り届けたことを連絡。

連絡してる最中に、車が戻ってきた。
あなたが見えた。うれしくて思わず手を振った。
車に乗ってるみんなが、手を振り返してくる。

あなただけ、車から降りた。
そうか、あたしの車この狭い場所で
Uターンさせなくちゃいけないんだね。

見ててくれるのね。
ありがとう。

ドキドキしながら、出発する。

あなたと、二人でいると思っていた。

振り向くと、先輩も立っていた。

よかった。
変なことしなくて。

朝、職場についたら、
移動するあなたの車が見えた。

携帯が鳴る。
業務連絡。

でも「おはよう」の声が色っぽい。

あなたと階段の踊り場で二人きり。
でも、誰かに見られたらと思ったら、
後ろからつつくことくらいしかできなかった。

イタッ！って言われてしまった。

本当は、後ろから抱きしめたかった。

あなたが通うCDショップの前を最終の仕事で通り過ぎる。

もしかしたら、今から買いにくるかも知れない。

そんな期待から、ハンバーガーショップに車を止めて、メールする。

「CD聴きましたか？」
「まだ途中」との返事。

そう、今聞いてるところなのね。
今日は帰ろう。

気まぐれメールに返事があっただけでもよしとしましょ。

明けて、青空。
職場の気温40度。

今日も急なシフトの変更で、あなたと一緒に一日仕事。

お互いどこにいるか確認しあいながら、仕事をしている。
心が微笑む。

二人の時間の充実感は、仕事に還元されている。

台風が九州に上陸。

どうしても、父の安否が気になって、
親友に、電話を掛けてもらう。

今までだったら、絶対こんなことなかった。

元気でいるとの事。

私用に付き合ってくれる、親友のありがたさ。
本当にありがとう。

あなたが彼女に会っていることを同僚たちは知っている。

あなたは仕事がいやになると、
「彼女に会いに行く」
「蒸発する」
と、ふざける。

同僚たちが言う。
「奥さんを呼んでこい。呼んでこい」
「みんなばらしてやる」
「慰謝料は月2万円くらい。養育費は月4万くらい」
と、楽しげにしゃべっている。

あたしは2万　あなたは6万で自由のみになるのねと
思ってしまった。

帰り、あなたは一人、怒っていた。
自分がからかわれて、怒るなんて、初めてだね。

あたしは、へこんでないふりをした。