あなたはぜんぜん私の気持ちなんて気が付いてないはず。
そう思って、いろいろしてるけど、

どうなんだろう。

迷惑といわれたら、困る。
だって、恋は降ってきたんだもの。

意識して恋したんじゃないんだもの。

たぶん、今のあたしに必要なものなのよ。
きっと、今のあなたにも必要。

メール

2004年8月1日 恋愛小説
コンサートのチケットが取れなかった。

明日ガソリンが10円上がるから
今日中にガソリン入れておいたほうがいいよ。

上記2件の用事で午前と午後、メールを入れた。

返事はない。
なんでよ〜。

事務連絡じゃん。
遠くまで車、運転中?

みゆきさん

2004年8月1日 恋愛小説
遊びでいいから、指輪が欲しいな。
今の私にだれが買ってくれるのだろう。

心に「捨てるほどの愛でいいから」が流れている。

指輪

2004年8月1日 恋愛小説
なんの夢を見ていたんだろう。涙が止まらない。
心が悲鳴をあげ始めたのか。

いや、顔をしかめるような泣き方じゃない。
たぶんあきらめがついたのだろう。

ベッドルームのクローゼットを開け、宝石箱を取り出す。
指輪をしまった。
夜半、寒さで目が覚める。
ブランケットを一枚クローゼットからだす。

目を閉じる。
少し暖かくなる。
少し覚醒して来た。

シャワーを浴びたいとベッドルームを出る。

不意に指輪が左手から右手に移っていることに気付く。
部屋に戻る。

眠るにはまだ肌寒い。
羽布団をだす。
じっとしていると体が震えだす。
ベッドからおり長袖のシャツを着る。

目が覚めたのが3時。もう30分も経つ。眠れない。
体の中からあたためることにした。

きちんに向かう長い廊下を歩いて行く。ミルクを暖める。
マグカップを持ちリビングのソファーに座る。飼い猫を抱く。
彼女も寒かったのだろう。何時になく、おとなしく抱かれている。
手足がしびれている。ミルクを一口飲むと涙があふれた。

ぱっそ

2004年8月1日 恋愛小説
そうだ、忘れてた。
パッソのDVDもくれたよね。

ぷちぷちぷちトマトって聞こえるよねって話しで
盛り上がった何日かあとで。

うれしかった。

せつない曲

2004年7月31日 恋愛小説
あなたから毎日のようにいろんなCDを借りて
MDにおとして聴いている。

片思いのすっごく切ない曲とか、なにげなく貸して来る。

さして意識してないよね。
ただわたしが勝手に、切ながっているだけ。

過去の日記

2004年7月31日 恋愛小説
淋しい日は、過去の日記を覚えている限り綴ります。

メール

2004年7月31日 恋愛小説
休日に初めて、あなたにメールをした。
週明けに口で言ってのいいようなことなのに。

休みのところごめんねって書いた。

謝るくらいならするなってことよね。
ごめん。

すごく、事務的な返信が帰ってきた。
後悔した。

さみしさ

2004年7月31日 恋愛小説
子供の頃は、好きな人ができると、
今なにしてるのかなって思っても、
素敵なことしか思いつかなかった。

子供を抱いている姿。
奥さんと話してる姿なんて想像しなかった。

休日

2004年7月31日 恋愛小説
土曜日。
せっかくの土曜日

家で寝ている彼の顔を眺めて、
寝かせてあげなくちゃと思っていた頃もあった。

今はそのことに幸せを感じるほど
夢中じゃない。

一人車に座って、カーナビで疑似旅行しながら、音楽聴いている。
あなたのうちまで20分
憂さ晴らしに、大好きな曲をフルボリュームで歌いながら帰る。

なんか、携帯の音。

あ!あなたからだ!メールも来てるけど、
メールチェックしてる余裕なし。

車を停めて、速攻でリダイヤルする。

「ビデオ帰し忘れた」というあなた。
「あたしもCD返せなかったのよ。ビデオも借りたかったし」
「近くの駐車場で待ってる」
「うん。すぐ行く」

再コール
「貸してくれるって言ってたビデオも持ってるの?」
「え〜あれは実家だぞ」
「う〜んそれが借りたくてそっち向かってるんだけどな」
「家までくるか?」
「時間大丈夫?」
「おう」
「なら行く」

そんなやり取りがあった後、落ち合う。
車を連ねて、20分ぐらい走る。

運転うまい。
ついて行きやすかった。

ビデオを借りる。
あなたのCD、また新しいのを1枚借りた。

「帰り道わかるか」
「う〜ん、あやしい」
「途中まで一緒だけどな」
「後ろついてくわ」

また、あなたの車の後ろをついていく。

分かれ道。
あなたは右へ、私は左。
ゆっくり車を走らせ、お互い笑顔で手を振っていた。

気分がいいのでビールをひとケース買って帰る。
自分の用事も済んで、あなたの靴が並んでる玄関を出て、
帰ろうと駐車場に移動する。
不思議と、挨拶をしに行こうとは思わなかった。

他の車を移動しなくちゃ車が出ない。
あなたの車ではない。
たぶん今、あなたが一緒に仕事してる相手の車。

声を聞きたい。
あなたの携帯に電話する。
「棚卸してるから、鍵取りに来い!」

まぁ、そうしないと帰れないから最初から
そうするつもりだったけどね。

取りに行くと、あなたが鍵をほうってよこした。
ごめん。車違ったと言い訳しながら、
別の車の鍵を借りて帰る。

先輩たちが駐車場で待っている。
棚卸終わってないようでしたけど、手伝わなくていいんでしょうか?
もちろんあなたと一緒の仕事したいばっかりの申し出。

先輩は、速攻、あなたがいるからいいよ。
帰ろう。帰ろう。鍵は俺が返しておくからって。

私が返してきますってのも変のような気がして、
先輩に鍵を渡した。
もう一度逢えるチャンスも。

先輩は、私が究極のお人よしなのをよく知っている。
だから、また戻って仕事しなくていいように取り計らってくれた。
でも、人の恋路を邪魔してるンだけどな。

後ろ髪引かれながら、車を走らせ始めた。

どうしても、あきらめられなくて、
棚卸のリーダーに直接電話する。

もう終わるところだから戻らなくていいよ。
ありがとね。

撃沈。
残業
先輩と一緒にプリントを小冊子にする仕事をしていた。

たくさんのプリントを、二つ折りにする作業。
先輩がデスクに座り、
その隣に、デスクを共有しているあなた、
その隣に、私。

くっつこうと思えばくっつけるような距離。

ふざけてポッキーのかわりにあられを口にして、
キスをみんなにせがむあなた。
女子社員が、キャーキャー言いながら、
楽しく過ごす。

何人もの人がすれ違う。
ぶつかり合ったりしていた。

どさくさにまぎれて、ちょっと後ろからくっついてみた。
Tシャツの腕が触れる。
よけるでもなくそこにいるあなたが、面白かった。

せがまれたキスは、またそんなことをする〜と
笑ってかわす。
私は 朝から上司の愚痴を聞かされて、
あなたは 朝からその上司の思いつきに振り回され、
イライラしていた。

私は、昨日から2週間、あなたと別々の職場に配置されていた。
上司の顔を見たくない私は、今日の配置替えをお願いした。
そこは、あなたのいる場所。

先輩に、仕事がないからだめとあっさり却下された。
分かってたけれど、さみしさ倍増は避けたいと思って、
仕事に集中していた。
ここの配置は、外部と連携がなくとも仕事が進む。

不意に携帯が鳴る。
あなただった。

「FDが欲しんだけど、100均にあるかな」
「私持ってるよ。一枚100円は高いよ。取りにおいでよ」
「え〜上司の顔見たくないもん」
「家にならたくさんあるけどな。」
「今外にいるから建物の下まで持ってきて。
 戻ったらワンギリするから。」

ワンギリを待つまでの20分間、いそいそと仕事をした。

急いで髪を整え建物を出た。
二人きりで言葉を交わすのは何日ぶり?
誰にも内緒で会うのって楽しい。

FDを渡して戻る。
振り返ると、同じタイミングで、
あなたも振り返った。

笑顔で持ち場に戻る。

できない

2004年7月30日 恋愛小説
昨日の晩まで約1週間、毎晩眠れなかった。
昨日がそのピーク

今日はゆっくり眠ろうと思って、
あなたのことを思わないように、
と思ってけれど、

できない

かえるぞ

2004年7月29日 恋愛小説
かえるぞ!!

駐車場で、名残惜しくて
いつまでも、くだらない話をしてると
必ず、あなたが言う。

うん。お疲れ様でしたぁ〜。といいながら、車を出す。

もう少し一緒に話がしたかった。

あなたは、生まれたばかりの女の子のパパなんだもんね、
今日は珍しくちょっと、嫉妬してしまった。

悪い女

2004年7月29日 恋愛小説
女の子が生まれたばかりのあなたに、
モーションをかけつづけている。

あなたもまんざらじゃない様子。

抱いてくれたらいいのに。
キスしてくれたらいいのに。

驚き

2004年7月29日 恋愛小説
初めて、他人の目に触れるところに、
トラウマのことを書いた。

自分を結構冷静に分析できたことに驚いた。

眠れない

2004年7月29日 恋愛小説
毎日、汗だくで仕事をして、くたびれているはずなのに、
うとうとすると、あなたが思われて眠れない。

今日は、仕事の相談に乗ってもらいながらも、
自分の話になってしまっていて
「おっ本音が出た!」って驚かれた。

するつもりもなかった話。

原因まではさすがに話せなかった。
子供の頃の性的なトラウマ。
誰かに話してしまったら、もしかしたら、呪縛から逃れるのかもしれないって、
いつも心のどこかで思ってるのかもしれない。

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