不思議と楽しかった一日だった。その1
2004年7月31日 恋愛小説私は 朝から上司の愚痴を聞かされて、
あなたは 朝からその上司の思いつきに振り回され、
イライラしていた。
私は、昨日から2週間、あなたと別々の職場に配置されていた。
上司の顔を見たくない私は、今日の配置替えをお願いした。
そこは、あなたのいる場所。
先輩に、仕事がないからだめとあっさり却下された。
分かってたけれど、さみしさ倍増は避けたいと思って、
仕事に集中していた。
ここの配置は、外部と連携がなくとも仕事が進む。
不意に携帯が鳴る。
あなただった。
「FDが欲しんだけど、100均にあるかな」
「私持ってるよ。一枚100円は高いよ。取りにおいでよ」
「え〜上司の顔見たくないもん」
「家にならたくさんあるけどな。」
「今外にいるから建物の下まで持ってきて。
戻ったらワンギリするから。」
ワンギリを待つまでの20分間、いそいそと仕事をした。
急いで髪を整え建物を出た。
二人きりで言葉を交わすのは何日ぶり?
誰にも内緒で会うのって楽しい。
FDを渡して戻る。
振り返ると、同じタイミングで、
あなたも振り返った。
笑顔で持ち場に戻る。
あなたは 朝からその上司の思いつきに振り回され、
イライラしていた。
私は、昨日から2週間、あなたと別々の職場に配置されていた。
上司の顔を見たくない私は、今日の配置替えをお願いした。
そこは、あなたのいる場所。
先輩に、仕事がないからだめとあっさり却下された。
分かってたけれど、さみしさ倍増は避けたいと思って、
仕事に集中していた。
ここの配置は、外部と連携がなくとも仕事が進む。
不意に携帯が鳴る。
あなただった。
「FDが欲しんだけど、100均にあるかな」
「私持ってるよ。一枚100円は高いよ。取りにおいでよ」
「え〜上司の顔見たくないもん」
「家にならたくさんあるけどな。」
「今外にいるから建物の下まで持ってきて。
戻ったらワンギリするから。」
ワンギリを待つまでの20分間、いそいそと仕事をした。
急いで髪を整え建物を出た。
二人きりで言葉を交わすのは何日ぶり?
誰にも内緒で会うのって楽しい。
FDを渡して戻る。
振り返ると、同じタイミングで、
あなたも振り返った。
笑顔で持ち場に戻る。
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